「子どもを温泉デビューさせたいけど、いつから入れるの?肌に優しい温泉ってどう選べばいいの?」
湯育ラボのえりかです✨
うちの子たち(大きい子ども含む)実は肌が弱めで、温泉選びには本当に慎重になります。
えりか温泉も含めて年間10軒以上の温泉を家族で巡る中で気づいた、赤ちゃんや肌弱さんでも安心して楽しめる温泉の選び方をシェアします♨️
今回は【PH編】です🎵
結論(30秒でわかる選び方)
- ✔ 赤ちゃん・肌弱さんに適した温泉: pH6.0〜8.0、特にpH6.5以上がより安全!
- ✔ pH6.0〜6.5の範囲: 個人差を考慮し短時間入浴から試す
- ✔ 避けるべき: pH6.0未満(酸性)・pH8.5以上(強アルカリ性)
- ✔ ベストな環境: 「優しいpH」×「38-40℃のぬる湯」×「客室露天 or 貸切」×「源泉かけ流し」
「pH値を意識するようになってから、子どもが『お肌がピリピリする』と言うことがなくなりました。pH6.0〜8.0の範囲で選ぶようになって、今では安心して家族温泉を楽しんでいます♪」
PH別・安全早読み表
| pH範囲 | 分類 | 安全度 | 特徴・対象年齢 |
|---|---|---|---|
| 6.5-7.5 | 中性〜弱アルカリ性 | ★★★ | 赤ちゃん(生後3ヶ月〜)も比較的安心。刺激少なめ♪ |
| 7.5-8.0 | 弱アルカリ性 | ★★★ | 多くの方が楽しめる。1歳以降におすすめ。 |
| 8.0-8.5 | 弱アルカリ性 | ★★ | やや刺激。入浴後の保湿が大切。2歳以降推奨。 |
| 6.0-6.5 | 弱酸性 | ⚠️ | 慎重判断。短時間入浴・個人差考慮して様子見を。 |
| 8.5-9.0 | アルカリ性 | ⚠️ | 刺激あり。長湯注意・保湿必須。幼児は慎重に。 |
| 9.0以上 | 強アルカリ | ⚠️⚠️ | 刺激強め。短時間入浴推奨。小学生以降が無難。 |
| 6.0未満 | 酸性 | ⚠️⚠️ | 刺激強め。洗い流し必須。幼児は基本見学推奨。 |
🌡️ pH別・泉質特徴の詳しい解説
pH値によって温泉の性質は大きく変わります。お子さんの肌質と年齢に合わせて、適切な泉質を選びましょう。
弱酸性(pH6.0-6.5)
慎重判断が必要 — 個人差を考慮して
- 特徴: 肌を引き締める効果。殺菌作用もあり
- 子ども対応: 短時間入浴から試す。個人差が大きい
- 注意点: 敏感肌の子は様子を見ながら。5分程度から
- 上がりケア: 軽く上がりシャワー→しっかり保湿
中性〜弱アルカリ性(pH6.5-7.5)
最も安心 — 初めての温泉に最適
- 特徴: 肌への刺激が最も少なく、バランスが良い
- 子ども対応: 赤ちゃん(生後3ヶ月〜)から安心
- 効果: リラックス効果。肌に優しくしっとり
- 上がりケア: 押さえ拭きで十分。保湿は通常通り
弱アルカリ性(pH7.5-8.5)
美肌効果あり — 保湿ケアを丁寧に
- 特徴: 古い角質を柔らかくし、つるつる肌に
- 子ども対応: 1歳以降推奨。pH8.0以上は2歳以降が無難
- 効果: 美肌効果・クレンジング効果
- 上がりケア: 押さえ拭き→保湿クリームやワセリンを念入りに
強アルカリ性(pH8.5以上)
慎重に — 短時間入浴と入念なケア
- 特徴: 強いクレンジング効果。「美人の湯」とも
- 子ども対応: 幼児は10分以内。小学生以降が無難
- 注意: ヌルヌル感あり。滑りやすいので転倒注意
- 上がりケア: 軽く上がりシャワー→即座に保湿。乾燥対策必須
酸性(pH6.0未満)
要注意 — 刺激強め、洗い流し必須
- 特徴: 強い殺菌効果。ピーリング作用あり
- 子ども対応: 幼児は基本見学。体験なら1-2分のみ
- 注意: 目に入ると痛い。金属アクセサリー変色
- 上がりケア: 真水でしっかり洗い流す→即座に保湿
• pH値だけでなく、泉質(単純温泉、炭酸水素塩泉など)も重要
• 湯温は38-40℃のぬる湯が子どもには最適
• 初回は短時間から始めて、お子さんの反応を見ながら調整
• 迷ったら宿のスタッフに「子ども向けの入浴方法」を相談
1. 月齢・年齢別の温泉デビューガイド
生後3ヶ月〜1歳
温泉デビュー期 — 慎重に、短時間で
- 推奨pH: 6.5-7.5(中性〜弱アルカリ性)
- 湯温: 37-38℃のぬる湯必須
- 時間: 3-5分程度の短時間から
- 環境: 客室露天風呂で周りを気にせず
1歳〜3歳
慣らし期 — 少しずつ範囲を広げて
- 推奨pH: 6.5-8.0(中性〜弱アルカリ性)
- 湯温: 38-40℃で調整
- 時間: 10-15分程度(様子を見ながら)
- 注意: pH8.0以上は保湿を念入りに
4歳以上
楽しめる期 — 幅広い温泉を体験
- 推奨pH: 6.5-8.5(幅広く対応可能)
- 湯温: 40-42℃も段階的に
- 時間: 15-20分程度
- 楽しみ: 温泉の違いを一緒に観察
2. 温泉分析表の読み方(実践編)
📋 チェックする順番
STEP1: 「水素イオン濃度(pH)」の数値を確認
STEP2: 6.5〜8.5の範囲内かチェック
STEP3: 泉温が38〜42℃の範囲内かチェック
STEP4: 「源泉かけ流し」の記載があるか確認
3. 予約前のチェックリスト
✅ 必須チェック項目
□ pH値が6.5〜8.5の範囲内(公式サイトまたは電話で確認)
□ 湯温38〜40℃のぬる湯設定がある、または温度調整が可能
□ 源泉かけ流し(循環濾過でも塩素少なめなら○)
□ 客室露天風呂または貸切風呂がある
□ 子連れ歓迎の明記がある
□ 上がりシャワーが利用可能
「子どもが敏感肌のため、pH値と湯温を教えていただけますでしょうか?また、客室露天風呂でぬる湯(38〜40℃)の利用は可能でしょうか?」
安全に入浴するには
入浴前の準備
授乳・水分補給→おむつ交換→ぬる湯でかけ湯→体を軽く洗う
入浴タイム
最初3〜5分→クールダウン→様子を見て追加入浴(年齢に応じて調整)
入浴後のケア
押さえ拭き→保湿(特にpH8.0以上の場合)→水分補給→体調チェック
よくある質問(FAQ)
Q. 生後何ヶ月から温泉に入れますか?
Q. pH値が高いアルカリ性温泉は肌に良いと聞きますが?
Q. 温泉分析表が見つからない場合はどうしたら?
次のステップ:泉質も学ぼう
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【準備中】pH×泉質完全ガイドで、より詳しい温泉選びをお伝えします💚
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